難病の子供とそのきょうだいが日本最高峰の富士山を登る企画が大手新聞社の記念事業として開催されました。長男の体調も良いため長女と一緒に参加しました。
主治医からは肺の機能が弱いので登山は反対されました。空気が薄くなり肺が耐えきれない、片足が義足なので急斜面を皆のペースではついていけない等。出来ない理由を言い出せばきりが無く登山させる事は不可能で本人の希望に反し周りの反対論が多く、富士登山のチャンスを失う所でした。しかし主催者からの勧めと当日は沢山のボランティアと医師・看護師の同行があるので参加させる事としました。
私達は何かしたいと思っても周りの反対に振り回され、目の前にあるチャンスを失ってしまう事がよくあり後悔の連続です。これからは周りに振り回されず挑戦して行きたいし挑戦させて行きたいです。当日は富士山頂までは行けませんでしたが、子供達もこれからの人生の一歩が踏み出せたのではないでしょうか。
ありがとうございました。
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