実（みの）りの季節（きせつ）となりましたが、今年（ことし）は冷夏（れいか）のため全国的（ぜんこくてき）にお米（こめ）が不作（ふさく）だったようですね。
　そんな中（なか）、我（わ）が家（や）の小（ちい）さな庭（にわ）では無花果（いちじく）が沢山（たくさん）実（みの）りました。無花果（いちじく）は花（はな）が咲（さ）かず、又（また）見（み）た目（め）あまり美味（おい）しそうには見（み）えませんが栄養価（えいようか）が高（たか）く、甘（あま）くて美味（おい）しい果実（くだもの）です。私（わたし）は見（み）た目（め）だけで物事（ものごと）を判断（はんだん）してしまう所（ところ）があり無花果（いちじく）を最近（さいきん）まで食（た）べられませんでした。いや、食（た）べませんでした。長女（ちょうじょ）も食（く）わず嫌（ぎら）いでイヤな物（もの）は絶対（ぜったい）食（た）べません。しかし、美味（おい）しいからと無理矢理（むりやり）食（た）べさせると「うん、おいしい。」と言（い）って今（いま）まで食（た）べなかった物（もの）を人（とひ）の分（ぶん）まで食（た）べてしまいます。
　私（わたし）は、一瞬（いっしゅん）の判断（はんだん）に捕（とら）らわれ過（す）ぎてしまい大事（だいじ）な物事（ものごと）を見失（みうしな）ってしまう事（こと）がよくあるような気（き）がします。これからは色々（いろいろ）な角度（かくど）から見（み）て行（い）こうと思（おも）います。
　　　ありがとうございました。