小さな体に黄色い帽子、そして真新しいランドセルを背負い登校する子ども達の姿を見かける季節になりました。
長男は年長組の途中から入院生活を始めましたので、ランドセルを背負い満開の桜の下を登校した経験がありません。長男の入学した学校は院内学級で通学路は病院の廊下とエレベーターでした。小さな教室に体調の良い時だけ登校し、その他の日はベッドサイドに先生に来ていただきました。院内学級での一番の課題は何と言っても病気を治すこと、次が勉強をすることです。
今は、兄妹2人で仲良く小学校に行き勉強にスポーツに‥そう、義足を装着してドッヂボールまで出来るようになりました。 院内学級で一緒だった亡くなったお友達の事を考えると一概に喜べませんが、天に召された子ども達の分まで色々な事を経験してもらいたいです。
ありがとうございました。
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